【障がい福祉サービス事業所 利生院】
【利生院のサービスについて】
自立訓練(生活訓練)
地域でその人らしく生活するために必要な「生きる力」を養うための事業です。
障がいのある方に対して、自立した日常生活を営むために必要な訓練、生活等に関する相談および助言などの支援を行います。
利生院では、主に精神障がいを持った方を対象に「ゆっくりと歩める温かい居場所」を提供しています。
「生活リズムを整えたい」「これからの仕事先をじっくりと考えたい」など、利用者の方々が思い描く未来を真摯に受け止め、向き合い、その人がその人らしくあるための一歩をサポートします。
~開所日~
【月~金曜日】:終日(10時~15時まで)
【第1.3火曜日・土曜日】:午前の部のみ(10時~13時まで)
【日曜日】:不定期で開所しております
※午前の部(10時~12時) お昼休憩(12時~13時) 午後の部(13時~15時)
※当日のプログラムによって開所時間が変更になる場合があります。
※午後の部以降(15時.16時台)の開所.訪問支援についても対応しております。お気軽にお問い合わせください。
~プログラム紹介~
【施設内プログラム】
「スタッフの時間」「ネコデー」「利生院農園」「お仕事研究会」「自分の時間」など、利生院の良さを活かしたプログラム。一人一人のペースでゆっくりと向き合う時間をお届けします。
【外部講師によるプログラム】
「書道教室」「ヨガ教室」「パン教室」「パステル教室」「オープンダイアローグ」など、外部講師の方をお招きしたプログラム。施設外の方との関わりを通して、新しい自分を知るきっかけと体験をお届けします。
【外出系プログラム】
「外食の日」「スーパー.ショッピングモールへの買い物」「動物園.博物館.科学館など公共施設への外出」など、施設外に繰り出す外出系のプログラム。新たな気付きや地域と繋がる楽しさをお届けします。
プログラムは随時募集中!利用者の方々の「やりたいこと」をリアルタイムで実現できるよう心掛けています。
【プログラムへの参加は自由です】
緑豊かなお堂でリラックスされる方、近隣をお散歩される方、商店街へお買い物に行かれる方、過ごし方は人それぞれです。個別での面談、相談も随時行っております。また、希望される方には、就労継続支援A型.B型事業所.就労移行支援事業所など、他事業所への見学にも同行致します。
~オープンデーについて~
利生院では、
「気になってるけど見学するタイミングが…」「ガッツリ体験するのはちょっと…」などなど見学や体験を悩まれている当事者の方、他事業所の職員の方、地域の方々に向けて、
毎月最終火曜日に「オープンデー」と題し事業所を開放しております。
「生活訓練ってなに?」「なにをするところ?」「利生院って?」などなど…
事業所の紹介や雰囲気を見ていただき、実際にプログラムを体験することができます!
【午前の部 10:30~12:00】
【午後の部 13:00~15:00】
ご興味のある方は、是非ご連絡下さい!
※車でお越しの方は、お手数ですが近隣のコインパーキング等をご利用下さい。
~対象者~
・地域で生活される中で「困りごと」「悩みごと」がある方
・18歳以上で障がいのある方(主に精神障がいの方)
※詳細につきましてはお気軽にお問い合わせください
~費用について~
給食費:250円(1食)
【月・火・水・金曜日はお弁当】【木・土曜日はスタッフの手作りご飯です!】
送迎費: 50円(片道)
※その他参加されるプログラムに応じて、別途費用がかかる場合があります。
※所得に応じた負担上限月額によって、利用に伴う自己負担額が異なります。詳細につきましてはお問い合わせください。
手作りご飯をチラッとお届け!
~送迎について~
希望される方には有料(片道50円)にて利生院までの送迎を行っております。
※乗車ポイント.詳細な送迎範囲についてはお気軽にお問い合わせください。
~アニマルスタッフについて~
利生院では、アニマルスタッフとしてワンちゃんが働いています。
元気いっぱいなアニマルスタッフに会えた時は是非一緒に過ごされてください。
ろあくん(ポメラニアン)
スタッフ宅のワンダフルワンちゃん。走って遊んで眠ったり…自由気ままに過ごす姿にみんなメロメロです。
【好きなこと】
猫・おやつ・かじる
【苦手なこと】
掃除のコロコロ・「初めて」・ルンバはいいけどダイソンは苦手
【出勤日】
気まぐれ
【他の職員から見たろあくん】
かわいい・寝てたらしつこく絡んでくるにゃ
※アニマルスタッフの出勤日は不定期になります。
また、出勤予定日の場合でも体調等により、当日変更になる場合もございます。ご了承ください。
※動物アレルギー.動物が苦手等あれば、お気軽にご連絡ください。訪問支援について
「買い物や外出がしたいけど一人だと難しい…」「来所するのは難しいけど話相手が欲しい…」など、
利生院への通所が難しい方々の「困りごと」「悩みごと」を一緒に解決するためのお手伝いをさせていただきます。
※訪問介護サービスとは異なります。
※詳細につきましてはお気軽にお問い合わせください。
計画相談支援
さまざまな障害福祉サービスを利用する際に必要となる「サービス等利用計画」の作成、障害福祉サービスの支給が決定した際の連絡や調整、サービス利用後の計画見直し(モニタリング)を行う事業です。
「具体的には」
- 障害のある方の心身の状況や環境、障害福祉サービスの利用に関する意向、その他の事情を勘案し、利用するサービスの種類や内容を記載した「サービス等利用計画案」の作成。
- 支給決定後の障害福祉サービス事業者等との連絡調整。
- 支給決定されたサービスの種類や内容、担当者等を記載した「サービス等利用計画」の作成。
- 「サービス等利用計画」の利用状況の検証(モニタリング)。
- 「サービス等利用計画」の変更および関係者との連絡調整。
- 新たな支給決定が必要な場合の申請の勧奨。
利用される方の「やりたいこと」を尊重し、安心して自立した生活を営むことができるよう支援を行います。
~対象者~
・障害福祉サービスを利用したいと考えている方
・どのようなサービスを利用したらよいか悩んでいる方
~費用について~
利用者負担はありません。無料で利用できます。
自立生活援助
施設などで生活していた方に対し、居宅で生活するための相談・助言を行う事業です。
2018年4月に施行された改正「障害者総合支援法」で新たに創設されたサービスです。地域で一人暮らしを希望する人に対し、自立した日常生活、社会生活を営むことができるよう、一定期間に渡って定期的な巡回訪問や随時の対応、円滑な地域生活に向けた相談・助言を行います。
具体的には、定期的に利用者の居宅に伺い「食事・洗濯・掃除など日常生活の課題」「公共料金や家賃の支払い」「体調や通院状況」「地域住民との関係」など、ご自宅で日常生活を営むための各問題について、一緒に状況整理や確認を行い、必要な助言や相談、情報提供、関係機関との連絡・調整など、安心して日常生活を営むために必要なお手伝いを行います。
また、利用者からの相談・要請があった場合、訪問、電話、メールなどによる随時の対応も行います。
~対象者~
1.障害者支援施設やグループホーム、精神科病院等から地域での一人暮らしに移行した方で、生活力等に不安がある方
2.すでに地域で一人暮らしをしていて支援が必要な方
3.障害、疾病などのある家族と同居していて一人暮らしをしようとする方
※家族による支援が見込めず、実質的に一人暮らしと同様な状況であり、自立生活援助による支援が必要な方を含む
~利用期間~
利用期間は1年間です。
【利生院とは】
300年もの由緒ある「利生院」というお堂を敷地内に抱え、100年来の古民家を改築した建物です。
商店街からわずか数分の場所に位置しながら、緑が多く、眺めもいい丘の斜面にあります。
- 古家を改築した「利生院」の名称は、隣接する紅葉八幡宮にある「利生の水」に由来しています。
- 紅葉八幡宮のHPには「藩主がこの地を訪れられた折、急の腹痛に悩まされました。山頂の稲荷神社を守る山伏に祈祷させ水をいただくとたちまち腹痛は治りました。藩主は大変お慶びになり、庵を建て利生院と名付けられ、山伏を住まわせました。現在も紅葉山の北側にお堂が残っています。」と紹介されています。